ポケモンリーフグリーン北米版をゆっくり実況【英語解説】#4

北米版ポケモンリーフグリーン

ポケモンゆっくり実況で英語学習の調子はいかがですか?普段はなかなか英語に触れる時間がない人も多いかと思います。

youtubeでこんなふざけた形(一応真面目に作ってますが笑)でも英語を読む時間が少しでも取れれば、それが習慣化すれば意外と知らず知らずのうちに少しずつ身についているものです。

第4回はこちらです。

↓前回の動画の解説

ポケモンで英語学習 第3回解説はこちら

↓前回のyoutube動画URL

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気になる英語表現【ゆっくりポケモン実況動画】

ポケモンの北米版には、色々な英語の試験でよく見るような表現が沢山出てきます!ゆっくり動画で是非覚えていって欲しいです。

「不定詞」とか「動名詞」などの文法の名前まで覚えておくと同じ文法表現が出たときに見直ししやすいです。

参考書によっては、文法の名前や使い方だけが載っているものもあります。ひどいときは、「名詞節」や「副詞句」みたいに、形の説明だけで終わっていることもあります。

まずは自分の頭の中にフォルダーを作って、そこに新しく覚えた表現を振り分けるようなイメージを持つと、英文法は捉えやすくなるかと思います。

You’re off to the POKéMON LEAGUE? Forget about it!

トキワシティから左側へ進むと、早速ライバルと再会します。そこでの英語のセリフがこちら。このあとポケモンバトルになります。

表現のポイント

·be off to 〜【〜へ向かう】

今いる場所から、別の場所へちょうど出かけようとしているときや向かっているときの表現です。

≒be going to 〜(現在進行形)

·forget about it!

ここでは無理だよ、やめとけ、と言ったニュアンスですが、【大丈夫、気にしないで】というニュアンスもあります。口調や状況で判断しましょう。

まとめ

【ポケモンリーグに向かってる?やめとけ!】

って感じですね。

皮肉っぽい感じではありますが、真っ当なアドバイスをくれるライバルでした!

I have to figure out how to get past them.

ポケモンリーグへ向かうため、警備を通り抜ける方法を考えるライバルの英語のセリフです。

ポケモンでは全国にある8つのポケモンジムのリーダーを倒してバッジを集めなければポケモンリーグへ挑戦出来ません。

いくつか大事な表現があるので見ていきましょう。

表現のポイント

·have to(助動詞的表現)

しなければならない【義務】です。

≒must

·figure out

「figure」は形とか人物とかの意味がありますが、このように動詞として使われると考えるとか計算するとかの意味になります。

「out」は【はっきりさせる】というニュアンスがあるので、「figure out」は【考えたうえではっきりさせる】という感じになります。

·how to

「疑問詞+不定詞」の用法です。

【どのように〜したらよいか/〜する方法】という意味。

他にも「what to/何を〜したら良いか」「when to/いつ〜したら良いか」のように「疑問詞+不定詞」は色々なパターンがあります。

·get past【通り抜ける/通り過ぎる】

「get through」や単に「pass」なども似た表現でありますが、物理的な障壁については今回の表現がよく用いられます。

※ただこの次のガードマンの表現は「pass」になっています。

まとめ

【警備員を抜ける方法をなんとか考え出さなきゃいけないな】

という感じの文章です。

ここから各地のジムへ挑戦していくことになるんですね!

Rules are rules. I can’t let you pass.

ポケモンリーグへの正面ゲートの警備員の英語のセリフ。

「rules are rules」は結構洋画や海外ドラマでもよく聞く表現です。

表現のポイント

·rules are rules

【ルールはルールです】直訳そのままですが、その通りなんですね(笑)

規則だから仕方ない、一応決まりだから、というような少し諦めのような、悪いけどそういうことだから、という表現です。

·can’t

助動詞「can」の否定【できない】。問題ないですよね?

·let 人 原形不定詞

「let」は【させる/許可する】という使役動詞です。「make」のように無理矢理させるのではなく、【〜してもいいよ】というニュアンスです。

「let 人」ときた場合にはその後ろ(させてあげる内容)は【動詞の原形(原形不定詞)】になるというルールがあります。

つまりここの「pass」は動詞の原形。

I(S)can’t let(V)you(O)past(C ).

というSVOC(O=C)になっています。

まとめ

【規則なので。私はあなたを通すことは出来ません。】

こんな形です。事務的な表現ですね。

I suppose I had better show you then!

ポケモンの捕まえ方を教えてくれるおじいさんのセリフです。

表現のポイント

·I suppose (that)

I think(that)と似ています。

項目 I think I suppose
意味 〜と思う たぶん〜かな/まあ〜かもね
確信度 やや高い(ある程度自信あり) やや低い(あまり自信なし)
雰囲気 断定的・自信あり 控えめ・推測・妥協的
使用場面 明確な意見を言いたいとき 丁寧に意見を述べたいとき、推測を言いたいとき

·had better【〜した方が良い】

助動詞「should 」に近いニュアンスです。中学生向けのテキストでは書き換え問題で使われたりします。

会話のときには「You’d better〜」のように省略されることが多いです。

まとめ

【あなたに見せてあげたほうがよさそうかな?】という感じです。

Well, now, I’ve had my coffee, and that’s what I need to get going!

ポケモンの捕まえ方を教えてくれるおじいさんのセリフ第二弾です。少し難しい英語の表現も含まれています。

表現のポイント

·Well, now,

【さてと/さぁ/えーと】などの口語的な表現です。

·I’ve had

現在完了(完了·結果)の形。

【ちょうどコーヒーも飲んだところ】という感じ。

·get going

【動き始める】やや口語的な表現。

·need to〜

不定詞の副詞的用法。

【〜するために必要】

·that is what〜

【それこそがまさに〜だ】という関係代名詞「what」の用法。

〜の部分は【私が動き始めるために必要としている】なので、合わせると

【それこそがまさに私が動き始めるために必要としていることだ】という意味になります。

まとめ

【さてと、コーヒーも飲んだことだし、動き始めるとするか!】

コーヒーを飲むこと(that)がおじいさんが動き始めるのに必要なこと(what)だったんですね。

回りくどい言い方のようですが、「That’s what」という言い方はよく使われる表現なので覚えましょう!

That is what I wanted.

【まさにこれが欲しかったんだよ】

That is what she said.

【それが彼女の言ったことです】

The more you have, the easier it is to battle.

ポケモンをたくさん持っていれば、当然バトルも有利です。最大6匹まで持ち歩けます。ゆっくり動詞では縛りの関係で一匹だけですが。英語でどう表現するか見ていきます。

表現のポイント

·the 比較級 〜, the 比較級…

【〜すればするほど…だ】

比較級の慣用的な表現です。文章読解ではよく出てきます。便利な表現ですからね。

基本は「the」は最上級につけるものなのですし、それが連続して文頭にあるとかなり目立つので見分けるのは難しくないと思います。

問題は本来の語順は無視して「the 比較級」を最初に持ってくるので語順が少しおかしくなります。

例えば今回の場合、最初の文は本来であれば

You have more (POKéMON),

後ろの文は、

it is easy to battle.

です。

それぞれ「the 比較級」を前に持ってくるので少し普段慣れていない順番になるので注意です。

まとめ

【ポケモンをたくさん持っていれば持っているほど、バトルがより簡単になります】

前半の文が「条件」、後半の文が「結果」になるので仮定の文で書き換えも可能です。

If you have more POKéMON, it will be easy to battle.

That’s why you can never too many POKé BALLS.

ゆっくりの動画ではまだ使用していませんが、ポケモンを捕まえるためのモンスターボールをたくさん持っていたほうがいいよ、という英語でのアドバイスです。

いくつか重要表現あるので見ていきます。

表現のポイント

·That’s why【そういう訳で】

先ほどの「that’s what」と似た形ですが、こちらは関係副詞です。

本来は「That is the reason why〜」という形ですが先行詞「the reason」が省略されています。

【それが〜という理由です】が直訳になります。

·can never 〜 too

【いくら〜しても〜すぎるということはない】

これは直訳ではなかなか意味をとらえられない表現です。難解ですね。

二重否定のようにも見えますが、行動や性質をどれだけやっても過剰ではない、という強調の表現です。

「too」は【〜過ぎる】という意味ですが、can neverでそれを打ち消します。【〜過ぎるということはなりえない(いくらやっても大丈夫)】という形です。

「can never」→「cannot」の形のパターンもあります。

まとめ

【そんなわけで、モンスターボールはどれだけ持っていても多すぎるということはない】

ちなみに動画ではまだひとつも使用していません(笑)

まとめ【ポケモンでゆっくり英語学習】

X(旧twitter)で、ポケモンのワンシーンを英語で紹介しています!毎日投稿します。ゆっくり実況と合わせて英語学習にご活用ください。

次回はいよいよ、ジムに挑戦!

の前に、カフェイン中毒のおじいさんからもらったおしえテレビを見ていく番外編の予定です。

ちょっとボリュームがあるので1回分になりそうです。

昔のポケモンにはこんなアイテムがあったのか!という観点からも楽しめると思います。

See you in the next yukkuri!

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